おはようございます。

 

◆飲酒運転防止の基本

飲酒運転撲滅のために、次のことを守りましょう。

・飲酒する場所へは車を運転していかない。

・飲酒した時は公共交通機関やタクシー、運転代行などを利用する。

・ハンドルキーパー運動(グループが車で飲食店に行き飲酒する場合、グループの中に酒を飲まない人を決め、その人は酒を飲まずに、飲食後にグループメンバーを送り届ける運動)を活用する。

・車を運転する人には酒をすすめず、飲酒した人には車を運転させない。

 

◆残り酒に注意

前夜の飲酒後に、数時間眠ったことで二日酔いの症状がないから運転しても大丈夫だとは決していえません。酒気が残っている可能性は十分にあります。

なお、純アルコール約20g(例:5%のビール500ml、7%の酎ハイ350ml、ワイングラス1杯200ml)を「アルコールの1単位」と言います。個人差や体調にもよりますが、アルコール1単位の処理には約4時間要すると言われています。したがって、500mlの缶ビールを3本飲んだ場合、アルコールを処理する為には3単位×4時間の約12時間が必要になります。夜の10時までお酒を飲んでいて翌朝8時に運転する場合、10時間しか経過していませんので、3単位のアルコールを完全に処理できていない可能性がありますから、運転する前にアルコール検知器で酒気の有無を確認しましょう。そして、わずかでも酒気が検知されれば酒気が消えるまで運転は控えなければなりません。