おはようございます。

 

◆アルコールは心身機能に悪影響を与えるアルコールは脳の働きを麻痺させ、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などを低下させます。また、

理性や自制心が失われるほか、身体機能の面でも、平衡感覚が狂う、動体視力が低下し、視野が狭くなるなどの状態になります。そのため、運転に次のような悪影響を与えます。

・ブレーキ操作やハンドル操作が遅れる。

・気が大きくなり速度超過などの危険な運転をする。

・車間距離の判断を誤る。

・人や車の動き、信号の変化などを見落としたり見誤ったりする。

なお、酒に強いと言われる人でも、低濃度のアルコールで運転操作等に影響を及ぼすことが明らかになっています。

 

◆飲酒運転は死亡事故につながりやすい

2021年における飲酒有無別の死亡事故率(交通事故に占める死亡事故の割合)をみると、飲酒有りの死亡事故率は飲酒無しの場合の実に9.2倍も高くなっています。

つまり、飲酒運転で交通事故を起こした場合、飲酒していない場合より10倍近くも死亡事故につながりやすいということです。