おはようございます。

 

◆疲労が運転に与える影響

疲労は運転に次のような影響を与えます。

・注意力や集中力が低下して、漫然運転を招くおそれがあります。

・ハンドルやブレーキ、アクセル等の運転操作に正確さが欠けるようになります。

・ちょっとしたことでイライラしたりカリカリしがちなため、運転が荒くなりやすくなります。

・疲労の影響は「目」に最も強くあらわれるといわれており、

運転にとって重要な「見る」ことの正確さが失われ、見落としや見誤りが増えるおそれがあります。

・疲労時は反応が鈍くなるため、危険を認知して判断するまでに時間がかかり、停止距離が長くなるおそれがあります。

 

◆日常の体調管理による疲労防止のポイント

暑い時期は疲労が生じやすくなります。

疲労防止の基本は十分な睡眠の確保にありますが、それだけでは十分ではありません。

特に次の事項に留意した体調管理を心がけましょう。

・過度な運動は、その日のうちの疲労解消を難しくさせますので、適度な運動に留めましょう。

・眠る前の飲酒は睡眠の質を悪くさせ、睡眠不足の要因になると言われています。

翌日に運転する予定がある時は飲酒をしないことは当然ですが、運転する予定がない時でもほどほどにしておきましょう。

・疲労は蓄積されていき、様々な疾病の要因となります。

疲労がなかなか抜けないと感じたときなどは、早めに医師に相談するとよいでしょう。